先日、第2回目のdit³のワークショップが行われました。
今回の会場は大工さんも入られて大きくリノベーションをされている広い空間。
元々は和室2部屋、広い玄関、キッチンだったスペースを劇的に変えられている所を、
一緒に珪藻土を塗らせていただきました。
Before
壁や床を取り外し、石膏ボードを張った状態まではプロのお仕事。
ビスや隙間を事前にテープと珪藻土で塗った状態からワークショップスタートです。
まずは、自己紹介とラジオ体操、説明を聞いてから実践です。
最初はコテの扱いに慎重になりながらも、
大きなキャンパスを塗らせてもらえるのはとても楽しい経験。
広い天井は指導して下さった先生と経験者で塗りました。
県内の広い範囲からご参加下さった参加者さん。
お昼やお茶の時間は、地域活性や古くなった家の活用法、リフォームの方法などに花が咲きました。
皆さんとても丁寧に塗って下さったお陰で、
果てしなく感じた広い空間を無事に塗り終える事が出来ました。
9:30~17:00までと長い時間ではありましたが、
ご参加下さい本当にありがとうございました!!
今回のワークショップは予定を変更して1度塗りのここまででしたが、
家主さんが仕上げ塗りの2度目を塗られました。
大切なお家を塗らせて下さり本当にありがとうございました!
今回塗った珪藻土について
今回塗ったのは「けいそうリフォーム」という素材。
攪拌機で当日水と混ぜて使用しました。
今回は白色でしたが、なんと75色あるそうです。
気になった方は是非検索されてみて下さい。
大工さんが建てられた昔の建物は、
しっかりした材料を使って建てられていて、
汚れた部分を塗り直すだけで本当に蘇ります。
新しく建てるのも良いですが、
すでにある建物を手直しして暮らすという選択をする人が増えるといいなと感じます。
新しい建物では作れない味わいも生まれますし、
自ら塗った空間は、より愛着も増します。
これから進む過疎化や空き家問題も、
おうちを手直しして暮らすという選択をする人が増えると、
状況も少しずつ変わってくるのではないかと、DIYワークショップdit³では考えています。
参加された方は道具の貸し出しも可能です。
ワークショップの経験を生かして、それぞれの場所でdit³を手がけていただけたらと思っています。
今後も襖・障子の張替え、床張りなど、DIYワークショップを開催する予定でいます。
開催場所などが決まりましたらSNSなどで告知、参加者さんを募る予定です。
☆この事業は、富山県協議会社会福祉が共同募金の助成を受けて支援している事業です。(ボランティアグループ活性化等発掘支援事業)
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