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立山Craftが生まれた背景
立山町の東部に位置する上東地域。
この土地の特色の一つに古くから伝わる越中瀬戸焼があります。
そして近年、和紙・漆・金工・陶芸の新たな作家もこの土地に工房を構え制作を始めています。
しかしながら児童数の減少に伴い、この地区に1校あった中学校がなくなり、4校あった小学校もすべて休校となる現状がありました。
地域コミュニティをつなぐ核であった小学校が無くなってしまうことで、地域力の低下や、さらなる人口減少に不安を感じている住民も少なくなく、世代を超えて多様な地域住民が気軽に集い、楽しめる場の創出が求められていました。
こうした中で生まれたのが、全国からもの作りの作家が集まるクラフトフェア「立山Craft」です。
立山Craftは1年に2日間だけの開催ではありますが、
継続して開催していく中で、地域の魅力を再発見するきっかけになればと考えています。
また、全国で開催されるクラフトフェアに比べ「立山Craft」の来場者層はとても若く、お子様連れのご家族を多くご来場されます。
この会場から、未来のクラフトマン、クラフトファン、そして人のぬくもりを感じられるもの作りの土壌が育っていく事を期待しています。
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